こんにちは😊
2025/10/3
施設から「高熱が出ています。39,1℃ spo2は82%です。かなりしんどそうです。」と、電話がありました。
spo2値とは、血液中の酸素濃度を示す数字で、健康な人の安静時の正常値は96~99%で、90%下回ると救急搬送と言われます。

駆けつけると今までとは明らかに違う、父の様子に驚きました。
頑張って闘ってきたけど、これまでか。
そう思いました。
主治医もきて「治るものでしたら(肺炎)病院に行っても良いのかなと、思います」いつも、そう言われます。
今回も「でも、先生。それなら今の状態をいたずらに伸ばすだけですから…。それは父にとって可哀想です。」
この時主治医から「この一両日中かと思います。」
延命を考えていないので、今年の春にも熱が出ましたが、救急搬送はしませんでした。 施設にも「ここで看取りたい」と伝えています。

父は施設に3年います。
昨年9月に熱が出て、入院した時の姿がまるで干物のように、カラカラになってました。
施設のように、食事の介助を病院ではしてくれませんので、(多忙なのは理解しています)栄養や水分は点滴です。
急性期の病院はひとまず、入院した時の状態を脱したら「退院か転院」を促されます。
転院→療養型なのでそれは避けたい。
今まで、何度も父は言いました。
「はよ、終いにしたい」プライドの高い父は「死にたい」など言いません。
その思いを私は理解していますので。
絶対に言わないと決めている言葉があります。
「先生にお任せします。」
先生にお任せすると言うことは「医療にどっぷり浸かる」という事です。
先生はもちろん悪気なく、それが仕事ですから仕方ありません。
この日私が駆けつけたのが、17時頃。
高熱で苦しそうでした。
主治医がきてくれ「病院とは程遠いけど…」と言いながら、抗菌薬の点滴を入れてくれました。
その後クーリングと、座薬を入れました。
すると…
あれ…❓
苦しそうだったのが…
ずっと咳込んでいたのが。
随分楽そうに見えます。

抗菌薬と座薬とクーリングが、効いたのでしょうか。
熱も程なくして6度台までに、下がりました。
それから3日経ちましたが、熱は平熱になりspo2値も↑↑↑今までよりも良い数値になっているんですよ‼️😆
恐るべし✨
さすが私の父ちゃん🎉
地面すれすれで機首を上げて、また飛ぶ姿。

昨日は季節外れの花火を見ました。
父を励ましてくれているようです。
花火って儚いけど、
力強い。
もう少し父の闘う姿を、見たいと思います。
「もう、闘わなくって良いよ」
でも、
「立派やわ。お父ちゃん」

最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました🙏🌱
今日も良い1日をお過ごし下さい😊
